デライトにおける検索機能のことで、輪郭の表題(知名)と、検索語の完全一致により、輪郭を探し出す。
full knowledge search
{hoge}
だと、自輪郭が検索されるようになってしまっている。
無番輪符改良、知番略記法で仕様が変更したっぽい
キーボード記法から転用予定の二重角括弧によるウィキ互換輪結記法を全輪郭検索への輪結に使うことにした。
無番輪符改良によって無番輪符を単純な全輪郭検索への輪結に使えなくなっていた。要望を受けて色々代替記法を考えていたが,丁度良いのを忘れていた。これが一番整合的だろう。
あった。これだこれだ。全輪郭検索というのか。
試す
あ~~まだ実装されてないのか。致し方なし。
デライトを紹介する文章ではリンクで全知検索されるほうが、こう、デライト感が出るのでいいなと思ったのでそうしたい。
全知検索のURLを手打ちするか。と思ったけどめんどくさすぎて無理になった。
ちょっとした用事を片付け,第二次快調期からまともに出来なくなっていた書類整理も少し進め,あとは大輪郭整備や考え事をして過ごした。
考え事での大きな収穫として,文書整備にかかわるデライト用語体系の方針がまとまった。
デライト用語体系に関しては,従来の輪郭法新用語体系を基礎に,初心者向けの分かりやすい代替用語の導入などを検討していたが,これはやめ,基本的に新用語体系をそのまま踏襲し,説明体系を洗練させていくことにした。
例えば,知名を「輪郭名」,知番を「輪郭番号」などと説明することを考えていたが,元々技術としての固有性・独立性が高い知番に関しては早々に断念していた。「輪郭名」などを補助的に導入するかどうかで最後まで迷っていたのが知名だった。この問題を考える上で,「知名」という用語の妥当性についても再考する必要があった。
「知名」の必然性について直感的な確信はあったものの,言語化が意外と難しかった。それを象徴するかのように,いつからか,輪郭「知名」の選り手は開きっぱなしで,再描出下書き抜控一覧を実装した頃から常に表示されている唯一の輪郭になっている。
知名は単なる「記事名」でも「題名」でもなく,森羅万象に付けることが出来る認知上の名前であり,その性質は既成語では表現出来ない。更に,「輪郭の名前」として輪郭に従属するものではなく,あくまでも「知の名前」として理解される必要がある。そうでなければ,そもそも輪郭が何を目的として何を扱っているのか分からなくなってしまうし,自己目的化しかねない。ここに知名という用語の必然性がある。輪郭とは,知の名前と知の番号を鍵に知そのものを具現化するものだ。
この方向で説明体系を洗練させていけば,代替用語は複雑化を招くだけのものになる。「急がば回れ」で,多少時間はかかってもデライトを正しく理解出来る説明をしていくべきだろう。この点において,特に「輪郭」「知名」「知番」「描写」といった基礎用語には動かしがたい“正しさ”があり,それは十分わかりやすく説明出来る。ようやくその確信が持てた。
最近,他の用者の描出を眺めながら考えていたことがこの解決に繋がっているのかもしれない。
やはり,いまだに冗長な知名を付けてしまう人が多い。どう考えても自分の頭の中でその名前は使っていないだろう,というような,最短知名原則から考えると全知検索を十分に活かせない知名の付け方だ。
無理もないことで,私自身,デルンの実用化間もない頃は冗長な知名を付けることが多かった。最短知名原則に辿り着いたのはつい昨年のことだ。3年前に「知名」を採用したことも無関係ではないだろう。この名前が「知の名前」であると理解するために「知名」以上の表現はない。時間はかかっても,必ず理解の一助になるはずだ。
「輪郭」に関しても「知輪」という新用語に代えることを考えていたが,さっきまで忘れていたくらいの案なので,ここで正式に廃案とした。「輪郭」も「描写」も,広過ぎず狭過ぎず,硬過ぎず軟らか過ぎず,「知名」「知番」との組み合わせに最適な語感だと思えるようになった。
大輪郭整備で辞典などをよく読むことが増えたが,有名な辞典でも意外に雑な記述が多いと感じる。分かりきったような簡単なことでも輪郭に描き込んでおくことには意味がありそうだ。新しい辞典の基礎にしたい。
デライトで検索すると、デフォルトでは検索語とタイトルが完全一致するメモ、デライトでは輪郭が見つかります。
もう一度言葉を変えて言います。デライトではタイトルと検索語が完全一致しないと、検索で見つけられません。
「ハァ?何言ってんだこいつ不良品じゃねぇか、某Wikiなんて曖昧検索まで備えてんだぞ」と思われるかもしれないが、デライトが持つもう一つの機能、輪郭の引き入れと組み合わせると、曖昧検索すら可能な超高機能検索エンジンに生まれ変わります。
大丈夫です、言いたいことは分かっています。「『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』のような輪郭を描いたとして、そんな長い検索語を書けるわけないだろ、常識的に考えて」と言いたい気持ちはすごくわかります。私もそんな長い検索語を書くようなことはしません。
ではどうやって輪郭を検索で見つけるのか?『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』というタイトルのメモは、『デライト』『メモ』といったタイトルの輪郭に引き入れてやります。今後、「デライト」や「メモ」で検索すれば、『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』が見つかるようになります。索引を作ってやる要領ですね。
んあぁぁ、おっしゃらないで。世の検索エンジンは索引を自動で作成するし、索引作るなんてめんどくさいし、きょうびディレクトリ型検索エンジンなんて流行んねーんだよと、おっしゃりたい気持ちはよくわかる。しかしそれは、索引とコンテンツが分かれていたからの話。索引とコンテンツが輪郭として同一の場合、とんでもないことが起こります。
まず、索引を作るために検索をする。するとそれに引き入れられた輪郭『メモの探し方』が自然と目に入る。今書いた輪郭『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』と関係しそうだと気づく。『メモの探し方』に『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』を引き入れる。
どうでしょう。何が起こったかわかりますか?つまりあらゆる輪郭は索引になるのです。『メモの探し方』というメモを探せば、『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』という輪郭を探し出すことが可能になりました。これは極めて曖昧で連想的な検索体験とは言えないでしょうか?単なる語句による索引を超越してはいないでしょうか?
さらに、他の人が『メモの探し方』を見つければ、あたかもレコメンドするかの如く、『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』が発見されます。そうです。デライトの引き入れはレコメンドとしても機能するのです。
さあ、新しいメモを書きましょう。あなたは『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』を読んでいて、新しいアイデアを思い付いた。もしくは何か一言、言ってやりたくなった。じゃあそのメモもとい輪郭はどこに位置付けられればいいでしょうか?簡単です。『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』に引き入れればいいのです。それだけで、『デライトでメモを後で探せるように位置付けるには?』が持つ検索性を継承した輪郭が作られます。めんどくさければそこで終わりにすればいいし、もっと探しやすくしたければ他の輪郭に引き入れても良い。そこはあなたの裁量次第です。つまり、デライトでは書いた輪郭の見つけやすさ、すなわち検索性すら、調整可能なのです。
「ひとりごと」や「つぶやき」というTwitterのコンセプトを再訪するのも面白いか。
デライトでは基本的に反応のない中でブツブツしている。
Twitterが賑わいを得ていく過程で、「つぶやき」というコンセプトは薄れていった。Twitterは拡散の制御が難しい。トレンドやRTによって、こちらの意思に反して投稿が拡散し得る。一度拡散が始まれば、それを止めるには投稿自体を消してしまわなければいけない。
投稿が拡散しないということは、炎上しないということでもある。炎上の不安がなく、安心して使えるつぶやきサービス。それを求めている人たちは、デライトにきっと合うだろう。
「つぶやき」というコンセプトに合致していた人たちを取り込む。「検索・発見されにくいTwitter」として。一見貧弱な検索機能である全知検索を、発見されにくいという利点に転換して訴求していく。
そういうわけで、「書き込むのが不安な、ネット慣れしていない人」にぶっ刺さる可能性が見えてきた。