WIPを制限すると多技能化が進む
作業がブロックされてWIP上限に引っかかった際に、ブロックを解決するために他の工程に手を貸すことが必要になる
他の工程に手を貸すために、必要な技能が増える → 多技能化が進む
例えばここに5人のチームがいるとしよう。多少強引だが、一人当たりの制限を1として、チームの人数と同じWIP制限を設定しよう。
やがて、このやり方には問題があることに気づくだろう。作業がブロックされた時に、別の新しい作業に着手すると、WIP制限を超えてしまうからだ。そこで一人当たりの制限を2にしてみよう。