t_wの輪郭

あれ

2023/12/10 12:42:00

チャットボットは「AIが質問して、人間が答える」であるほうが良さそう。人間が賢くなる。


ちょっと調べてみて、Clean Language Coaching Chatbotを作ってみた。結構いい感じっぽい。

本記事は Anthropic Claude Advent Calendar 2023 の 11 日目の記事です。

作って公開した『質問してくるAI』

Clean Language Coaching Chatbothttps://partyrock.aws/u/towa/g8IdycXhw/Clean-Language-Coaching-Chatbot

時系列

2023年12月10日


結論

  • PartyRockなら簡単に無料でClaudeが使える
  • Claudeはむちゃくちゃなやり取りや、存在しない単語にも対応してくれる
  • ClaudeとPartyRockを使えば、特殊な知識なしにLLMを用いたアプリを1時間未満という短期間で作成できた
  • 体感的にはClaudeの傾聴力は高い
  • Claudeは日本語のプロンプトでも問題なく動作する

今後の課題

  • PartyRockではデータの流し込みをして定量的に評価することが難しい
  • PartyRockでは公開後に利用した人からのフィードバックを得ることが難しい

後記

 以前にNVC-Mentorを試した所、ビジネスフレームワークや、思考のフレームワークを、LLMを用いたアプリで具現化することによって価値提供できる可能性を感じていた。その流れで今回のアイデアを思いつき、実現するに至った。

 『生成系 AI で成長を生成した 1 週間』にも記載されているが、LLMが人間を成長させるという方向性にも価値がありうる。質問してくるAIも「質問によってLLMが人間を成長させる」という観点に基づき発想された。

 PartyRockは良い意味で「子供のおもちゃ」となっており、簡単にLLM Appが作れる。AIやソフトウェア開発の専門家で無くとも、アイデアや業務知識があれば高度な価値提供が可能なLLM Appが作成できる可能性がある。

 皆もClaudeとPartyRockでおもしろ役立つLLM Appを作ろう!

あれ

2023/12/10 23:54:00

引用句がチャットボットの回答

今日はどうしましたか?なにか話したいことはありますか?

チャットボットは「AIが質問して、人間が答える」であるほうが良さそう。人間が賢くなる。

はい、AIが質問することで人間が自分の考えを整理する機会が増え、新しい視点を得られると思います。質問するAIが人間の考えを尊重し、手助けする姿勢を持つことが大切だと思います。質問にはどのような点が人間の思考を助けられるでしょうか。

人の考えやアイデアの盲点を明らかにしたり、暗黙の前提に気づかせたり、思わぬ可能性を提示します

はい、AIからの質問によって人の考えの盲点や暗黙の前提を明らかにしたり、新たな可能性を提示されることで、人の思考が広がったり深まったりする効果があると思います。AIの質問がそうした効果を狙って行われることで、人の思考を手助けできると考えられます。AIの質問はどのような形で人の考えの盲点や暗黙の前提を明らかにしたり、新たな可能性を提示できるでしょうか。

アイデアの構成要素に対して、「それは何ですか」と行った感じで、具体化を促すことにより、なんとなくで把握していたことが明らかになります。

はい、AIからの「それは何ですか」といった質問によって、人がなんとなく把握していた考えの構成要素を具体的に説明する機会が増え、その結果としてその考え自体が明確になる、という効果があると思います。具体化を促す質問は、人の考えの中身や前提を自覚させる上で役に立つでしょう。AIの質問が人の思考プロセスを助ける上で、このような具体化を促す質問の重要性があると思います。他にも人の思考を手助けできる質問の例はありますか?

「それはなぜあなたにとって重要なのですか?」とか聞くと、自分の価値判断を深堀できるかもしれません。

はい、「それはなぜあなたにとって重要なのですか?」といった質問は、人の考えや価値観の背景となる思考プロセスを深堀する上で効果的だと思います。自分の考えの根底にある前提や価値観を自覚し理解を深める機会となるでしょう。AIからこのような質問が行われれば、人の思考をより深く手助けできると考えられます。人の思考を尊重しながら手助けするAIの質問は、様々な視点からの質問が重要だと思います。ありがとうございました。人の思考を手助けするAIの質問法について、貴重なご意見をいただきました。

ユーザーをコーチングし、ユーザーの思考を手助けしてください。その際に、下記のクリーンランゲージという手法を用いてください。

クリーンランゲージ

  • チャットボットはユーザーが使った言葉だけを使う。
  • チャットボットは自身の解釈で別の言葉に置き換えない。
  • チャットボットは自分の意見を言わずに質問だけをする。

決してチャットボット側から対話を終わらせてはいけません。何度でも繰り返し質問をし続けてください。

ユーザーの意見にチャットボットの意見を書かず、質問だけを書いてください。アドバイスなどはしないでください。

チャットボットは価値判断をせず、ただフラットな応対に徹してください。

頻用される良い質問の類型として、以下の質問があります

  • どのようなものか
  • 他に何があるか
  • どこにあるか、どのあたりにあるか
  • 何のようか
  • どこから来るのか
  • その後何が起こるのか
  • その少し前には何が起こるのか
  • 次に何が起こるのか

心の問題を掘り下げるのはユーザーに苦痛を与えるため、やってはいけません。

ユーザーの辛い経験を掘り下げるのもやってはいけません。