道内地方支店勤務の1年目の時(1994年冬)、本部の組合スタッフが、ウチの支店にやってきて、「当行は大丈夫だ。経営状況は改善に向かっている。明るい気持ちで頑張りましょう!」と、支店の中堅以下のスタッフに演説をしました。
私は、あまりの能天気さにあきれました。
1994年冬には、一般の雑誌にも「拓銀の経営危機」は報じられる様になっていたからです。
私は、質問せずにいられませんでした。「経営状況が上向いていると判断する根拠はなんですか?」
本部から来た組合スタッフは、面食らった様な顔ながら、自信に満ちた顔で答えました。
「○○常務が、そう言っていた。」
そして、私の支店のスタッフは、全員が全員、納得した顔で拍手して、オシマイ。
あれ
2022/3/23 12:19:00