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ソルトにユーザーIDを利用混ぜ込むハッシュ値利用者名ユーザ名
ソルトにユーザーIDを利用『よくある誤用 - ソルトの再利用 - Wikipedia』

教科書などでは、ソルトに乱数を使っている実装をよく見かけますが、原理的には乱数である必要はありません。通常、ソルトはハッシュ値とともに保存するので、オフライン攻撃者にとってソルトは秘密情報ではありません。また、ある程度長さが確保できれば、ユーザーIDそのものをソルトにすることもできますが、ユーザーIDを後から変更できるサイトの場合は実装に工夫が必要になります。

プログラマがパスワードをハッシュ化する際に毎回同じソルトを使用するケース。 この場合でも、既存のレインボーテーブルを無効化することはできる(ソルトの値が適切であれば)。ただし、広く使われている製品にソルトがハードコーディングされると、そこから抽出したソルトを使って新しいレインボーテーブルを生成できてしまう。 また、ソルトが固定だと、パスワードが同じユーザーはハッシュ値も同じになってしまう(ハッシュ値を作る際にユーザ名を混ぜ込んでいる場合を除く)。これにより、一つのハッシュ値で複数のユーザーを攻撃するのが容易になってしまう。