母語で思考
2022/6/23 21:26:00
母語で思考することの強みは結構あるよね
日本語は学術用語の整備が行き届いてるってよく言うけど、最近は翻訳が追いついてない。というか翻訳しようとしてない。
未知のものが好きなのか?違う。未知のものを知った感に踊らされてるだけなんじゃないか。
母語の体系に沿った訳語があったほうが物事に対する理解が深くできるはずだ
知った感があることと習得している(深く刷り込まれている)こととは、むしろ負の相関があるといってもよいのではないか。
「フィロソフィー」の意味を知ったら知った感があるけど、「希哲学」の意味は知らなくても字面から導けるし。後者のほうが圧倒的に理解が深いし(あらかじめ母語の体系に組み込まれているという点で)、"知らなくても知っている"ということが起こる
そういう意味で、外来語を和語・漢語に訳していく試みには深く共感する(個人的に「体系を移す」っていうのが好きなのもあるけど)