書店には専門書よりも入門書のほうが多く立ち並んでいるように感じている。ニーズは後者の方が圧倒的に多いからだろうか。まあそうだろうな。そうでもなきゃ置かないわな。ビジネスが成り立たない。
その入門書を手に取り、訓練し、中級へと登れた者は少ないだろう。はじめは30人だったクラスが卒業時には5人、みたいな感じ。落第しすぎだな。
中級からさらに上へ、上級者に成れる者はもっと少ないだろう。上級者に成れなかった中級者。上に登ろうと足掻くかもしれないし、呆然とするかもしれない。
そんな私は英語において中級者である。読めるし聞けるし話せる書ける。どれも中級レベルでね。上級者になれず、足掻いた後に、呆然としている。ある種の諦めである。おかげさまで冷静に何をすべきか再検討できる。少なくとも、今までの方法ではいけないことはハッキリとした。シャドーイング、音読、リテンションなどなど...
だから基本に立ち返ってみる。今までの道筋を分解して考える。進んできた道のりを、再検討の足場の素材とする。続きます。