t_wの輪郭

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宇田川浩行

2022/10/3 19:40:00

KNS雑記

2023/3/5 21:40:00

KNSとは何か

 knowledge networking serviceの略であり、個人知識管理サービスSNSとが融合したサービスとなっている。SNSのように気軽に投稿できつつも、その投稿によって表現された知識が高度に管理可能なサービス。宇田川浩行氏によれば、「SNSの次」に来るサービス形態である。
 この文章では、このKNSについて雑多に書く。

KNSはすでに存在する

 KNSとして作られたデライト、Scrapboxの一部プロジェクト(井戸端アープラノート)など、すでにKNSは誕生している。

 井戸端やアープラノートに関しては、WikiであるScrapboxチャット的に用いることで知的交流を成している。

KNSの流行らなさ

 KNSは自己対話による面白さがある。故にKNSは他者を必要としない。必要とする度合いが低い。そのために、他の人を呼び込むことが少なくなり、広まるまでに時間がかかる。

KNSは「まとめ」と「言及」で駆動する

 KNSを通して、各種ウェブページをまとめ、さらにそれらに言及していくような使われ方が進んでいく。はてなブックマークに成り代わりTogetterに成り代わりSNSに成り代わる。そうして段階的に社会に浸透していく。
 そうした「外部サービス」としてKNSを見たとき、ウィジェット化が有用な機能として挙げられるだろう。KNSでまとめと言及をし、ウェブページの方でさらにKNS上のそれらが表示されれば、相互の流入が期待できる。
 そうして代替として普及しつつも、KNSの真価に触れた人にとっては、他では代替不可能なものとして確立されていく。

SNSの限界とその拡張、SNSのKNS化

 生物が単純な形態から複雑な形態へと進化したように、SNS上で交わされる話題の複雑化は当然のことながら生じる。
 Twitterではそれに対応するために、140字から280文字文字数制限を緩和した。ユーザーも自己リプライによって話題の複雑化に対処しようとしている。
 SNSのKNS化が進んでいる。タグや外部サービスによってまとめる機能が付与されていっている。つまり後付のまとめ機能でなんとかやりくりしている状態だ。
 しかし、そのやりくりも限界がある。抜本的な作り直しが必要になるときが来る。その時、既存のKNSが参考にされ、さらにSNSのKNS化が加速する。

あれ

2022/3/15 0:36:00

 製作者の宇田川さんは「デライトは個人知識管理サービスの火薬庫」だと言っている。火薬庫の名の通り、デライト利用者は指数関数的(爆発的)に増加すると、私も見ている。今まさに指数関数的に増加しているところだ。コンテンツが人を呼び、人がコンテンツを作ると言った循環が起こっている。デライトの急拡大が目前に迫っていると感じている。

 デライト利用者が増加している。描き出し頻度は少ないものの定着する人も出てきているし、新規に描き出す人も増えている。本当にデライト利用者が指数関数的に増加するのであれば、ここから10人100人1000人と増加していくだろう。ともすれば、2022年中に描き出しをするデライト利用者が100人を超えるのではないかと思っている。これまでの増加ペースを見てみるのも面白いだろう。

 デライトの急拡大を目前にして、それに恐怖していることに気づいた。生活が一変してしまう恐怖だ。利用者がほとんどいない状態にもかかわらず、デライトは私の生活に食い込んだ。利用者が一桁の段階で、私の従来の仕事をして賃金を得る生活は限界に近づいてきている。仕事が手につかなくなってきている。二桁の10人を超えれば、デライト中毒によっていよいよ仕事ができなくなるかもしれない。三桁の100人を超えてしまうと、もうどうなるか想像がつかない。想像もつかない未来に至ってしまう、それに対する恐怖だ。デライト急拡大の恐怖と言えるだろう。

 無邪気に、「デライトの利用者増えないかな。100人ぐらい。」などとのたまい、デライト利用者増加のためにnoteに書き込むなどしていたが、これ以上、輪郭をnoteに転載するのは中止にすべきだろう。私の心と生活を整えるためにも、しばらくデライトには安定拡大に留まっていてもらう必要がある。自分が火薬庫で火遊びする無知な子供だったことを、今更ながらに自覚した。

輪郭数が成人の語彙量である5万語を越えるのは、一つのマイルストーンだと思う。

5万語を越えれば、検索(前景)用の輪郭が新規に作られることが少なくなる
→かと思ったが、宇田川浩行さんが前景用の輪郭を作っているのを見ていると、そうでもないのかもしれない。