プロダクトの評価指標を作成する際の手順及びフレームワーク。HEARTで表されるそれぞれの指標について、それぞれ、Goals、Signals、Metricsの順で定義する。
GoogleのリサーチチームのKerry Roddenらによって開発された。
HEART
- Happiness:利用者の態度。満足度・使いやすさ・net-promoter score など。主に利用者への聞き取りによって得られる。
- Engagement:利用者の関与度合い。利用者の 利用頻度・熱意・深く利用しているか など。主にbehavioral proxiesによって得られる。
- Adoption:製品や機能の新規利用者。7日間の新規に作成されたアカウントの数・新規機能を使用した利用者の割合 など。
- Retention:利用者が再利用する割合。
- Task Success:作業の完了にかかる時間・作業の完了率・作業の失敗率 など
Goals、Signals、Metrics
- Goals:製品・プロジェクト の、ゴール・目標・利用者にとっての満足 など
- Signals:Goalsの達成を表す、利用者の態度や行動。
- Metrics:Signalsを定量化した指標。A/Bテストが可能な指標。