あれ2022/5/16 12:40:00 デリダによる脱構築 あるテキストがある事柄を伝える内容として読めるとき、それとは矛盾を起こす別のパラドキシカルな内容がテキスト中に含まれているとする。 マルティン・ハイデッガーの『存在と時間』において西洋の形而上学伝統が論じられる際にあらわれる「Destruktion」の仏語訳として採用されたもの。
客観的理念性の限界2022/11/18 10:47:00 フッサール哲学による理念対象の再解釈は、無限ループになる可能性がある。 理念の発生源を根源的に探究すれば宇宙と一体化する恐れがあるのなら、どこまで解釈した時点で完成系といっていいのか。根源的錯綜を回避するために弁証法を援用したデリダの思考プロセスはいかに