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『存在と時間』
2022/5/16 12:41:00
今日の発表では、岩波文庫の『存在と時間』、熊野純彦訳をつかいます。
引用はすべて熊野訳からの引用です。
例:(②173)←邦訳II巻の173ページ。
熊野訳を選んだのは、アクセスしやすさ、ひどい誤訳の少なさ、そして新しさによります。
※ 特にこの邦訳がいい!というこだわりは別にありませんが、はじめて読むなら熊野訳がベストかな
デリダによる脱構築
あるテキストがある事柄を伝える内容として読めるとき、それとは矛盾を起こす別のパラドキシカルな内容がテキスト中に含まれているとする。
マルティン・ハイデッガーの『存在と時間』において西洋の形而上学伝統が論じられる際にあらわれる「Destruktion」の仏語訳として採用されたもの。