バリュープロポジションキャンバスは自社商品やサービスと顧客ニーズのずれを解消するためのフレームワークである[11]。
- まずは以下の顧客について3つの要素を考え、
- Customer Jobs(顧客が解決したい課題): 客観的な視点から見る、顧客が解決したい課題
- Gains(顧客の利得): 顧客が抱える課題が解決した際に、顧客が得るもの
- Pains(顧客の悩み): 課題の解決にあたって、顧客が抱えてしまう悩み、避けたいリスク等
- それぞれの顧客のニーズに対して提供できる価値(以下の3つの要素)を考える。
- Gain Creators(顧客の利得をもたらすもの): 顧客の利得に対して提供できる価値、商品やサービスの内容
- Pain Relievers(顧客の悩みを取り除くもの): 顧客の悩みを取り除くことができる価値、商品やサービスの内容
- Products&Services(製品やサービス): 顧客が解決したい課題を解決する、自社の製品やサービス
バリュープロポジションキャンバスにより顧客ニーズを起点とした、自社が提供できる価値を導き出すことができる。さらに競合他社が提供している価値を掛けあわせて考えることで、自社にしか提供できない価値が明確になる。
–https://ja.wikipedia.org/wiki/バリュープロポジション#バリュープロポジションキャンバス (リンク・書式は筆者により設定)