輪郭は花のように
輪郭は花のように
デライトでは、「輪郭」という単位で情報を組み立てていきます。輪郭は、花のように1輪、2輪……と「輪」で数えます。せっかくなので、ここでは花のたとえを使って説明します。
一つの輪郭は、おもに、一つの名前(知名)と一つの内容(描写)、そしてその輪郭だけに与えられた固有の番号(知番)からなり、下図のように吹き出し状に表示されています。
輪郭の名前を「知名」といいます。知名は検索の対象となるもので、他の輪郭とかぶっても構いませんし、これといった名前が無ければ付けなくても構いません。たとえば「バラの花」です。
輪郭の内容を「描写」といい、これはいわゆる「投稿内容」にあたります。そのとき思い描いていることを写し出すものです。知名が「バラの花」であれば、「好きな花」など思い浮かんだことを書きます。
輪郭には必ず、その輪郭を特定するための番号が自動的に与えられます。これを「知番」(knumber)といいます。知番はおもに K# や KNo. といった記号で表示されています。
輪郭の吹き出しは、その外側と内側に他の輪郭との入れ子関係を表す部分を持ちます。外側はその輪郭が引き入れられている他の輪郭を、内側はその輪郭が引き入れている他の輪郭を表します。
デライトでは、この輪郭で様々な考え・思いをとらえ、輪郭同士を入れ子にすることで、多量の情報を階層的かつ多角的に結び付けることが出来ます。