情報化以後の貨幣について最近考えている。
情報化社会の度合いが高まれば、社会に流通する商品のうち、「情報」が商品である割合が高くなる。
そこで、「貨幣を仲介せずに情報同士を直接交換すれば、税金がかからなくていいよね、貨幣の重要度は下がっていくよね」みたいなことを考えていた。
ところが、人によって求める情報が異なる(情報の価値が異なる)ので、その点において万能引換券あるいは価値基準の差異を吸収する機構としての貨幣の役割は変わらない、ということに最近になって気づいた。
みたいなことは誰かがもう考えてるはずなので、そういう本とかあったら教えてください。