ユーザー部門
2021/4/25 14:12:00
DBのテーブルとテーブルを一対多から多対多への変更が必要となり、DBのデータ構造の変更に伴う作業全て(データ構造の再設計・API改修・APIに係る認可の修正・フロントエンド改修(プロトタイプ作成、ユーザーヒアリング、画面実装)・データ変換スクリプト作成・自動テスト作成・品質保証)をt_wが1人で2週間という奇跡的な短期間で終わらせたが、ユーザー部門には「要望に対応してくれない」と不満があることが判明した。そのため挙げられた要望を5つほど追加でやることになった。期限は据え置き。
改めて文章にして書くと頭のおかしい早さだ。
しかしここまでやってなお「実装期間一週間でウェブアプリを作ってきたベンダー」の記憶が「まだ行けるやろ」と圧をかけてくる。
日本のソフトウェア産業の歴史は古い。富士通、日立、NECなどの主要なITベンダー、さらにNTTデータ、CSKなども、売上から見れば世界屈指のソフトウェアベンダーである。しかし、実質的にはカスタムショップであり、システムインテグレーターであって、ソフトウェアベンダーとは言えない。規模を拡大することができにくい業態だ。
『日本企業のユーザー部門はわがままと断定したい(IT投資問題-その3)』