輪注
2023/10/25 0:07:00
整輪を通していくつか大きな収穫。
輪注の概念化。軽い強調輪符,小書き記法,先日考案した末尾パンくず記法と「※」の組み合わせ。1年ちょっと前に実装した輪郭小窓も不可欠だった。これに伴う脚注記法・目次記法などについての再検討。そもそも輪郭自体が注的な役割を果してきたことに気付いた。
目次も,目次記法を必要とするような場面では自然に輪郭が分割されていると考えれば,箇条書き記法とパンくず記法で十分ともいえることに気付いた。一日一文のように長大になる描写もあるが,それを飛ばしながら読みたいかというとそうでもないだろう。
どちらも,輪郭という単位の特異な柔軟性によるもので,少し輪郭の捉え方が変わった。
文体の統一方針がある程度まとまった。最近の輪郭整備である程度の型が出来つつある。Wikipedia 調や希哲館訳語の辞典風の形式は置換していく。
デライト関連用語の整備にも気が向きつつある。本来一番重要なはずだが,重要な用語であればあるほど肩に力が入ってしまうのとデルン最初期の史料的な重さでなかなか書き換えられずにいた。
抜控輪郭を作ったり画面記録や整輪記録などに多面的な記録を残しながら整理していくことにした。