文章を書く楽しさについて書いた文章のver2
2022/11/13 15:38:00
人が何かを面白いと思うとき、そこに意外性が存在する。
具体例をあげよう。「いないいないばあ」という遊びは、いない状態から始まる。通常であれば「いない状態」が継続する。だが、突如として「いる状態」に切りかわる。つまり「いないいないばあ」をされた赤子にとって、意外な変化が発生する。この意外性によって赤子は喜ぶわけである。
さて、文章を書くのは面白いが、文章を書くことの中にはどんな意外性があるだろうか。
思考の逸脱
文章を書いていて「こんなことを書くつもりはなかった」ということはないだろうか。文章を書けば必ず通常の思考からの逸脱が生じる。
文章を書くこと自体が知能増幅として働く。自身の脳に入り切らない物事が組み合わさった結果が出力される。その体験はメモ無しで考えるという体験からは逸脱している。
いつもの自分の思考から逸脱する。思ってもないことが書かれる。という意外性は、文章を書くことの面白さの一つだ。
しっくりこないところを消したら何もなくなってしまった。