情報商材としてのアジャイル
2022/3/27 14:39:00
有償のアジャイルセミナーを受ける→セミナー受講者が有償のセミナーを開く→……の流れは、情報商材としてのアジャイルという側面が見て取れる。
「アジャイルがうまくいかない?それは正しいアジャイルをしてないからだ。正しいアジャイルをするには参加料XX万円のセミナーを……」
情報商材や無限連鎖講は自分よりも遅れた人間(間抜け)を必要とする。アジャイルはIT業界に十分広まった。今から参入するのは間抜けだ。
そういった理由で、アジャイルやスクラムに対しては懐疑的な見方をしている。筋が通っているところは取り入れるが、妄信する気にはならない。
ああ、間抜け。それが私が探している言葉だ。私の悪いコレステロール観は、アジャイル方法論は間抜けのためのものというものだった。
しかし私は最近、実践されているアジャイル主義の様々な変種を観察する機会があり、今では自分は90%くらいしか正しくなかったと思うようになった。いい種類のアジャイルもあるということが分ったのだ。 スクラムやそのほかのものをめぐるあらゆるハイプとへつらいと熱にうかされた呻きにまぎれ、はっきりと見極められるようになるのにずいぶんと時間がかかった。しかし今ではすごくはっきりとわかるようになった。
そしてあなたは私のセミナーに大特価の499.95ドルで参加できる! ハッハッハッ。間抜け!