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2025年1月
2025年1月1日日記

2025年1月1日日記

2025/1/2 3:03:00

昨年の2024年1月1日日記から日記を書いてないことがバレたので書く。


帰省4日目。


姉の一家に男児が生まれて、姪と合わせて4人家族になってた。育児が大変そうだ。この甥の名前を覚えてないので、姉一家が実家に帰ってきてから「みてね」で確認する私。


午後におせちを食べる。近大と九州の養殖マグロが出た。初めて食べる。九州の方が脂が乗っていて美味だった。スジっぽいのも私には望ましい。


祖母sに顔見せに行った。

父方の祖母は風邪気味らしく調子が悪そうだった。なにを話せばいいかわからず気まずかった。

母方の祖母は元気そうだった。また、祖母の家の壁の木材をよく見てみたら、節がなかった。これは……高いやつでは。

社会人になるまで気づいてなかったが、なんもない田舎かつ収入が少ないということを差し引けば、私は育ちの良いボンボンだったと思う。文化資本マンだ。本を買い与えられ、躾をされ、金についてうるさく言われて育った。でも箸の握り方はいまだに汚い。正しい持ち方は手が攣る。


帰ってきて甥を抱っこしたり、姪と遊んだりした。対人MPが尽きた。


姪と甥がお昼寝に入ったので散歩に出た。
シャカシャカ歩く。人がいないので早歩きしやすい。自宅の近くは人が多すぎてこうはいかない。

歩きながら近隣を見るが、産業らしい産業がない。農業も工業も商業もない。衰退すべく衰退している。都市から遠く、空港からも遠い。道はグネグネしており、古めかしい木造住宅や、錆びたトタンの小屋が点々としている。そんな町だ。

田畑、住宅、川、海、寺、史跡、堤防などがモザイク状に入り混じり、良いテンポで風景が変わっていく。歩く分には楽しい。

Google Mapsで見つけた近所の城跡が気になるが、そこに行くと夕飯までに帰れない。近接しつつ途中で引き返した。明日行きたい。

家に帰る頃には軽く汗ばみ、足の裏が引き攣っていた。


夕飯。鍋。シャブシャブ。うめ。うめ。


食後の激烈な眠気により自室に撤退して軽く寝た。姪からはイビキが怖いと言われるので、人目を忍んで寝なければならない。


明日は私の手土産の和菓子に、あらかじめ送っておいたボトリングティーを合わせて食わせる。東京で身につけたささやかな資本力を親(と姉)にくらわす。