文章を抽象的で汎用的にすると、多くの場面で応用しやすい
アトミック・ノートも、自分の知識、アイデア、考えをできるだけ「汎用性が高いノート」としてまとめることを目指します。書いた文章は、できるだけ「普通」の、抽象的で汎用的な文章にする。そうすることで、書いた文章は様々な場面で応用しやすくなります。
アトミック・ノートも、自分の知識、アイデア、考えをできるだけ「汎用性が高いノート」としてまとめることを目指します。書いた文章は、できるだけ「普通」の、抽象的で汎用的な文章にする。そうすることで、書いた文章は様々な場面で応用しやすくなります。
ノートはできるだけ抽象的に書く
アトミック・ノートも、自分の知識、アイデア、考えをできるだけ「汎用性が高いノート」としてまとめることを目指します。書いた文章は、できるだけ「普通」の、抽象的で汎用的な文章にする。そうすることで、書いた文章は様々な場面で応用しやすくなります。
文章を抽象的に書くか、具体的に書くかという切り口は興味深い。
筆者の五藤隆介氏は「文章を抽象的で汎用的にすると、多くの場面で応用しやすい」主張している(と私は読み取った)。この主張の対偶を取れば「応用しずらい文章は、具体的な文章である」となる。この主張とは反対に、「具体的な文章は、多くの場面で応用しやすい」という主張をしてみたい。
具体的な文章、つまり出来事についてかかれた文章は後から意味付けがしやすい。したがって、具体的な文章は応用が利き、使いまわしができる。想像もつかない使われ方ができるため、具体的な文章を書き残すことには大いに効果がある。
実例を上げれば、『アトミック・シンキング: 書いて考える、ノートと思考の整理術』の中で、携帯キャリアが牛丼が無料になるクーポンを配布していたことについて記載されている。まさかこの出来事が「ノートと思考の整理術」と結びつくとは、誰も想像できないだろう。
実際に、とある携帯電話キャリアを契約していると牛丼が一杯無料になるというキャンペーンがありました。
また、抽象的な文章は難解な文章になりやすく、根拠のない主張や議論を招きやすい。一方、具体的な文章は、何かを主張する際の根拠としやすく、その具体性によって共感を引き出しやすい。
上記により、日々の文章を書くという行為においては、抽象的なことのみならず、具体的なことを書き残すと良い。