SNSを見る時間で本を読めば積読のかなりを読み進めることができるはずだ。しかし、なぜか、本を読むよりもSNSを見ることを優先してしまう。要素を書き並べれば、SNSを読むより本を読む方が自然なことのように思える。
- 本は複数人が読みやすさを求めて校閲などの処理をしているが、SNSは一人の人間が書き散らした文章を投稿している
- 本には有益な情報が書かれていることが多いが、SNSには無益な情報が書かれることが多い
なにせ、SNSは読んでいて疲れにくい。無益さと引き換えに読みやすさを得ているのかもしれないし、文章の表示形式に鍵があるのかもしれない。何か魔法がかけられている。
そう考えた時、新しい本の形態があり得るのかもしれないと思い至った。気安さ、読みやすさ、有益さを兼ね備えた本。もしそれが実現できれば、私にとって、人々にとって、革新をもたらすことができそうだ。