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情報セキュリティ部退職意思決定者不調和を解消したときに真の和が生まれる評価指標の対立一般論あれ不都合部門間の利害の対立無視されがち評価指標利益相反は精神に悪い他部門退職対策従業員満足度些細な問題不満足部門をまたぐ無能職場の不調和が退職原因

あれ

2022/7/9 12:51:00

 職場の不調和が退職原因じゃないかと思い至った。

 職場の不調和、つまり部門間の利害の対立があれば、手続きなどで部門をまたぐときに様々な不都合が生じる。
 例えば、「開発に開発ソフトのインストールが必要だが、情報セキュリティ部門の審査が遅い」、「業務に保険が必要だが、法務部門の手続きが遅い」、「開発に使うハードウェアの性能が低くて使い物にならない。調達部門が高品質のハードウェア購入を認めてくれない。」などだ。
 もちろん上記はあくまで一般論である。どこの会社でも起こっているはずだ。インターネットでもよく見聞きする。
 これらの不都合は相手側の部門が無能というわけではなく、相手側の部門も必死で努力している。ただし、評価指標が自分側と食い違っているだけなのだ。

 不調和を解消したときに真の和が生まれると言う。もし、仕事がうまく流れるように評価指標を設定することができたなら、他部門不満足に触れることが減り、部門をまたぐ手続きが簡単に済むようになり、部門間の調整に駆り出される意思決定者の手が空く。そうすれば、「部門をまたぐから」、「意思決定者が忙しいから」と無視されがちな部門内で生じる些細な(しかし大量の)問題も解決されるようになり、それによって従業員満足度が高まるのではないか。

 まとめてしまうと、部門間の対立解消こそが従業員満足度向上につながり、退職対策になるだろう。

あれ