t_wの輪郭

……というのがあるのを思い出した。
これは、3次元配列の内容と位置とを示す表を1面に並べた場合(つまり、3次元配列を輪切りにして並べた場合)、アドレスの先頭の桁ごとにかためて配置しておくのと、下位の桁ごとにかためて配置しておくののどちらが目視で検索しやすいかという議論で生まれた2種類の表である。

具体的には漢直のコード表では、2種類の表を使い分けるのがよいという例で知られる。森木表・木森表とも。

漢直を例に出すのは作成するのが難しすぎるのでここではローマ字入力の遷移図で例示する。

森木表:
【a】
 わ らたや   ぱ
 さだファがはジャかぁ
ざ  ヴァばなま

木森表:
【k】
  け  yくきこ

コードを調べる場合には、森木表を使わないと二度手間になることが知られている。

前景、背景がどうあるべきかという問題は、なんとなくこれに似ている。