倉下 忠則「今、個人でブログを0から立ち上げましょうっていうのはかっこいいですけど、サムライのようにかっこいいですけど、1年続けられるかなぁっていう。読者と出会えないまま1年続けられるかなぁっていうのはちょっと。それだったらもうTwitterに書いてバズりたい感じのほうがなんか人間の実感としてはそっちのほうが多い気はしますね。」
ブログを17年ほどやってる人の口から出ているので、大変重みがあるのだが、これからブログを作ろうとしている人間としては何とか反論したい。Twitterじゃなくてブログに書く方がいいんだよということを言いたい。
- じゃあ裸一貫でTwitterを始めたとして、バズることができるのか。
- → ブログをするよりは、人がいるTwitterをやる方がバズる可能性が高いだろう。
- どんどん流れていくTwitterでは蓄積しないし、どこかに行きつくことがない。
- → 情報出力の粒度が違うだけでブログも同じだろう。Twitterには検索もあるので掘り返しができないわけではない。引用RTもあるので過去の記事にリンクをつけるがごとく引っ張りだすことだってできる。
- →Twitterのサービス終了とともに書いたものがすべて消えてしまう。ブログは自分が書いたものを自分で管統することができる。
- ブログは広告をはって稼げるがTwitterは広告を張ることができない。
- →Twitter広告は張れないが、PR案件で稼ぐことはできる(かもしれない)。
- ブログは長文が書ける。Twitterは140字だけ。
厳しいな。有効な反論がなかなか思いつかない。唯一、書いたものを自分で所有できることぐらいか。Twitterはブログを上回るように作られていると見える。Twitterをさらに上回る仕組みを作らなければ、自分でブログを作る利点を生み出せない。