「閲覧専用モードで見せたい輪郭の集合と、普通に見せたい輪郭の集合でせめぎあいが起きる」の詳細
事例による説明
閲覧専用モードで共有を前提とした輪郭の集合:輪郭V(n)
- 輪郭S(1):SNSで共有したい
- 輪郭S(2):輪郭S(1)を補助し、輪郭S(1)から輪結される輪郭
通常モードでの運用を前提とした輪郭の集合:輪郭T(n)
- 輪郭T(1):思考のログなどを書き、前景後景を見たい
- 輪郭T(2):輪郭T(1)を補助し、輪郭T(1)から輪結される輪郭
輪結のあり方
- 輪郭S(1)から輪郭S(2)への輪結:閲覧専用の輪結(
[]
)を使うのが自然 - 輪郭T(1)から輪郭T(2)への輪結:普通の輪結(
{}
)を使うのが自然 - 輪郭S(1)から輪郭T(1)への輪結:普通の輪結(
{}
)を使う?- 輪郭S(1)を共有された人(閲覧専用モード):輪郭T(1)への輪結は見えない(強調&輪結にすると見える)
- 書いている人(通常モード):輪郭T(1)への輪結は見える
- 輪郭T(1)から輪郭S(1)への輪結:閲覧専用の輪結(
[]
)を使う?- 輪郭S(1)を共有された人(閲覧専用モード):共有されない前提なので存在しない
- 書いている人(通常モード):輪郭S(1)への輪結は見えるが、輪結先では閲覧専用モードで表示されるためやや不便だが、無視できる程度ではある(切り替えればよい)
言葉による説明
「閲覧専用モードで共有した輪郭に掲載されている輪結先の輪郭は、閲覧専用モードで表示したい」という前提を置きます。
すると、閲覧専用モードでの共有を前提とした輪郭から連鎖して、閲覧専用モードでの共有を前提とした輪郭が輪結されていきます。閲覧専用モードでの共有を前提とした輪郭の集合を、「閲覧専用の世界」と呼ぶことにします。
同様に、「通常モードで使うことを前提とした輪郭に掲載されている輪結先の輪郭は、通常モードで表示したい」という前提を置きます。
すると、同様に、通常モードで使うことを前提とした輪郭から連鎖して、通常モードで使うことを前提とした輪郭が輪結されていきます。通常モードで使うことを前提とした輪郭の集合を、「通常のデライトの世界」と呼ぶことにします。
「閲覧専用の世界」と「通常のデライトの世界」は利用者の活動によって各々拡大していきますが、その境界線上では輪結を「閲覧専用([]
)」にするか、普通の輪結({}
)にするかで葛藤が生じます。この葛藤を、「せめぎあい」と呼んでいました。