待ち時間が増えるとマルチタスクになる
2021/12/14 19:33:00
仕事は待ち時間が存在し、特に外部に問い合わせを投げた時に待ち時間が発生する。
その待ち時間を埋めるために並列して別作業を始める(マルチタスク)とすると、外部からの問い合わせに対応するのが遅くなる。
そのため、複数人で仕事を進めること、待ち時間に別作業をすること、を前提とすると、マルチタスクをすると待ち時間が増え、待ち時間が増えるとマルチタスクをするという正のフィードバック構造がある。
また、Aさんのマルチタスクによって問い合わせたBさんの待ち時間が増えることから、マルチタスクと待ち時間は伝搬する性質を持つ。
もちろん無限にマルチタスクをして作業を並列にすることはできず、人間の認知の限界まで並列の作業数が増えると考えられる。