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フィードバック『第三の波』システムズ・アプローチシステム思考ポジティブフィードバック
長期的には、在宅勤務は普及する圧力があるモンエナ飲んで得られた残業代でモンエナを買う自励型のプロセスあれ正帰還販売 → 満足した顧客 → 好意的な口コミ → 販売 → ……待ち時間とマルチタスクは正のフィードバック構造がある『【ゆっくり解説】7億年前、なぜ地球は凍り付いたのか?-スノーボール・アース- - YouTube』

あれ

2022/3/24 12:54:00

 「在宅勤務でコミュニケーションが足りない」というのはよく挙げられるが、正直言って仕事が回っているならコミュニケーションはオーバーヘッドでしかないので少ないほど良いと思い始めている。

 最初は遠隔で懇親会を開くなどしていたが、それに疑問を感じ始めたので最近は一切開いていない。今のところは問題は出ていない。長期的にどうなるかは要観察だ。

 「在宅勤務による寂しさが〜」みたいな話が上がることもあるが、そう言った問題は個人が持つ友人関係によって解消すれば良いことで、会社からは分離した方がシンプルになる。そういう属人的人間関係が生じると、仕事に影響が出てくる。仕組みによって仕事を回すのではなく、属人的人間関係によって仕事を回す体制ができてしまう。属人的人間関係が属人的人間関係を増幅する、正のフィードバックが生じる。いわゆるタバコ部屋問題と言ってもいいだろう。

 仕事は待ち時間が存在し、特に外部に問い合わせを投げた時に待ち時間が発生する。
 その待ち時間を埋めるために並列して別作業を始める(マルチタスク)とすると、外部からの問い合わせに対応するのが遅くなる。
 そのため、複数人で仕事を進めること、待ち時間に別作業をすること、を前提とすると、マルチタスクをすると待ち時間が増え、待ち時間が増えるとマルチタスクをするという正のフィードバック構造がある。
 また、Aさんのマルチタスクによって問い合わせたBさんの待ち時間が増えることから、マルチタスクと待ち時間は伝搬する性質を持つ。

 もちろん無限にマルチタスクをして作業を並列にすることはできず、人間の認知の限界まで並列の作業数が増えると考えられる。