マルチタスクが可能なのは2%の人だけという報告を見るに、メールやチャットしながらでも仕事できる人はできるにしても、2%程度なんじゃないかと思う。
『兼務による体制構築はプロジェクトの効率を損なわせる|mtx2s』
あれ
最近、プロジェクトを掛け持ちしてるせいで、記憶力ゼロでやばい。前日起こったことを完全に忘れてしまう。新しい情報が入ってくると、頭の中にあった記憶がところてんのように押し出されて忘れさられる。
『人間のマルチタスク能力が低い - 井戸端』
あれ
最近はマルチタスクのせいか、生来の性格の悪さが隠せてなくてよくない。
性格が悪いのはどうにもならんのだけど、うまく社会に適合するために表面的にでも取り繕いたい。
あれ
私「アレ確認しよう」
スマホ開く
私「なんだったっけ」
5秒と記憶が持たない。
仕事してて支障あるので、全部Backlogとかに書いてる。
マルチタスクしてるとこうなるっぽい。
重要度が低い情報がすべて消し去られる。
次に来るのは、来た依頼をとりあえず拒否するムーブかな。
あれ
iPadにBing AIを入れたんだけど、iPadではマルチタスクがしづらいので待ち時間がしんどい
おあー
脳内作業領域での情報処理ってマルチタスクでこなせるように見えるけど、実は一つのタスクしかこなせないので、記憶をつかさどる部分でスワップを行うことによって無理やりこなしているのではないかという仮説
尚、スワップされたほうは潜在的な記憶の段階でしか機能していないのではないかという仮説
SNSの情報爆発でストレスを感じる人間の精神状態はこれで不整合を起こしているのではないかという仮説
マルチタスクで幅優先探索的に目移り
マルチタスクで深さ優先探索的に目移り
マルチタスクが可能なのは2%の人だけ
ストレイヤー氏の研究では、マルチタスクを処理できず、どちらの課題もパフォーマンスが落ちてしまう人の割合は、全体の98%にも上ることが分かっている。しかし、2%の人たちは、実際にマルチタスクが可能だ。
スーパー・タスカー:同時作業が得意な、レアな人々
待ち時間とマルチタスクは正のフィードバック構造がある
仕事は待ち時間が存在し、特に外部に問い合わせを投げた時に待ち時間が発生する。
その待ち時間を埋めるために並列して別作業を始める(マルチタスク)とすると、外部からの問い合わせに対応するのが遅くなる。
そのため、複数人で仕事を進めること、待ち時間に別作業をすること、を前提とすると、マルチタスクをすると待ち時間が増え、待ち時間が増えるとマルチタスクをするという正のフィードバック構造がある。
また、Aさんのマルチタスクによって問い合わせたBさんの待ち時間が増えることから、マルチタスクと待ち時間は伝搬する性質を持つ。
もちろん無限にマルチタスクをして作業を並列にすることはできず、人間の認知の限界まで並列の作業数が増えると考えられる。
あれ
「マルチタスクしているようで本線とは無関係な一つの物事にのめり込んでいるだけ」っていうのが、身に覚えがありすぎて刺さる。
場当たり的に作業に手を出してるので、作業が増えると本筋を外す確率がどんどん上がっていってしまう。
「マルチタスクしているようで本線とは無関係な一つの物事にのめり込んでいるだけ」
マルチタスクがうまくいかない
マルチタスクがうまくいかないのは、深さ優先探索的に目移りしていくからだと思う。
深さを知らないうちにマルチタスクする。したつもりになる。
マルチタスクだから終わらないのではなく、マルチタスクしているようで本線とは無関係な一つの物事にのめり込んでいるだけ。
辿ってよい階層(深さ)を最初に目星付けておき、今、自分がどの階層にいるのかを見直すのを心がける。自分に報告する。
ワークショップ:マルチタスクをやってみよう
サバ読みするとマルチタスクになる?
サバを読む
↓
暇になる && 稼働率は高いほど良いと考える
↓
新しい作業が入る
↓
マルチタスクになる
↓
作業にかかる時間が予測困難になる
↓
サバを読む
どうにもやる気が出ない
気候が悪いのかもしれない
出社すれば対面による脳内麻薬が出て多少なりとも作業になるが、自宅ではどうしようもなく頭の働きが悪い。作業を逐次的に進めることができない。いちいち休憩が挟まってしまう。休憩と言いつつも、Slackの通知を気にしながらのため、精神的に休まることがない。怯えによって消耗するのは本当に意味のないことだからやめてしまいたい。充実しつつも心穏やかでありたい。
相手を信用していないということに尽きるのだろう。Slackの返信が遅れたり、進捗が悪かったりすると、相手の心象を悪くするという恐れがある。仕事での関わりしかないため、仕事の進捗でしか相手の心情を慮ることができない。この恐れを取り除くことができれば、作業能率もあげられるはずだ。1日音信不通でも許されるという信頼関係と安心が欲しい。
今日やったことを眺めて心を落ち着けよう。思っているよりも遥かに多くのことをやっているはずだ。相手の期待は上回れているはず……
気持ちのために働くのはやめて、全体像から遅延が起きていないかを考えた方がいいのだろう。気持ちはわからないが、進捗の遅延度合いは分かる。ここの作業に対してなぜそれをするかを問えば、次第に全体像が分かってくる。作業のチェーンを構築した方がいい。余裕があるなら堂々と休める。
マルチタスクが多すぎるのも良くない。作業A、作業B、作業Cが交互に進めさせられる。作業Aに集中したい。作業Aを終わらせてから作業Bを進めたい。心の中で作業A、作業B、作業Cをお手玉している気分だ。オーバーヘッドが大きすぎる。相手の作業のウィンドウサイズがデカすぎる。こちらの容積を超えて渡してきている。加えて自社の作業もあるのだから、たまったものではない。