t_wの輪郭

私に関しては、デライトが消えるとかなり困る。

• デライトが失われると、記憶の本体が失われる。
  • 私の脳に記憶されているのは、索引（知名）のみということが多い。
  • デライトと私の脳が協調することで、拡張した脳を形成している。
    • 思考をメモ化するための記録としてデライトを使っている。
    • 記憶するデライト、思考する私の脳という形で、機能分化が生じている。
  • 記憶力が低いため、整理された私の脳というものを形成しにくい。
    • 整理された脳は消えないという考え方は大変面白い。
• 娯楽としてのデライトに依存している。
  • デライト中毒にかかっている。

個人的に、デライトは、脳内のことを書き出して頭を整理するのに使っているので、明日デライトが消えても自分はさほど困らない。（なぜならば、整理された脳は消えないから。）このメンタリティを持っているから、デライトをガンガン使っていけるのだろうと思う。逆に言うと、脳内をデライトに再現しようと考えた場合、デライトが消えたら脳も消えることになる(そんなことはないのだが)ので、デライトで情報整理をすることにリスクを感じる人がいるかもしれない。

日々、Scrapboxプロジェクト間での転記作業をしているが、これをやめたい。
これは神経質な強迫観念から来ているものだ。
書き方の統一をしたい……という強迫観念がある。
いっぽう、自分はメモの書き方がどんどん変わっていく。
（メモの媒体も変わっていく。）
また、一か所に情報を集めたい、関連ページリストにページが出るようにしたいという煩悩がある。
この煩悩によりドゥッカと無駄な作業が生まれている。
なので、転記というコンセプト自体を手放してしまいたい。
そのための代替コンセプトとして、〈頭に記憶する〉という、当たり前のところに立ち返るのもよさそうだ。