30万人以上の制服の人間が、文官にできる仕事をしているのだ。……制服組が行ってきた軍事に直結しない仕事を民間に委託し、戦闘部隊に投入できる兵士を増加させるという方針も打ち出されている
中間層の労働を外部化
トップと末端のみが組織のコアコンピタンスで、中間層の労働はほかの組織と共通しやすいのかもしれない
アメリカには、戦闘機パイロットの訓練を請け負う民間会社すらある
民間企業が利潤追求組織である以上、保安確保や保険経費が課題になると、違約金を支払っても契約を打ち切る場合がある。これは軍のロジスティック・システムでは絶対にありえないことである。
軍側で、契約打ち切りに備える必要がある。
打ち切りに対して、どうやって備えればいいのか。
その備えをどうやって管理するのか。
管理工数の増加を考えると、民間委託しない方が安上がりなのではないか。
安くあげることが目的ではなく、人手不足を補うために民間委託している?