『軍事とロジスティクス』目次
初めに
- 戦いにおいて、第一に最も重要なこと
- ロジスティクスを「後方」と訳す自衛隊
- 「鉄の山」を築き、動かした昔のロジスティクス
- 情報ネットワークと無線タグの利用
- 変わるロジスティクス
- センス・アンド・レスポンド補給と環境への配慮
一方、現代の戦闘艦では乗員をなるべく減らす方向にある。経費が節約になるのと、自動化、情報ネットワーク化によって乗員の削減が可能になってきたからである。
ITシステムが軍隊のロジスティクスを支えている。
暗号技術が軍事技術として輸出が制限されていることに納得がいった。
敵国が軍事技術を読み解くことができるようになれば、直ちに軍隊は身動きが取れなくなる
露軍の電子・サイバー戦の一体的展開が判明 無線遮断し偽メールで誘導、火力制圧(1/3ページ) - 産経ニュース
『軍事とロジスティクス』がすごく良かったので、江畑謙介さんのほかの本も欲しいなと思って調べたらめっちゃ高値になってる
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民間企業が利潤追求組織である以上、保安確保や保険経費が課題になると、違約金を支払っても契約を打ち切る場合がある。これは軍のロジスティック・システムでは絶対にありえないことである。
軍側で、契約打ち切りに備える必要がある。
打ち切りに対して、どうやって備えればいいのか。
その備えをどうやって管理するのか。
管理工数の増加を考えると、民間委託しない方が安上がりなのではないか。
安くあげることが目的ではなく、人手不足を補うために民間委託している?
何が起こるかわからないから、(戦況や味方の部隊がどうなっているか)わからないから、「万が一」を考えて、大量の補給品あちこちに備蓄し、…膨大な補給物資が必要になった
シチュエーションアウェアネスがなければ、膨大な補給品が必要になり、無駄な補給品が発生する
前線の物資の利用状況・不足状況を把握可能にすることで無駄をなくすことができる