露軍の電子・サイバー戦の一体的展開が判明 無線遮断し偽メールで誘導、火力制圧(1/3ページ) - 産経ニュース
ロシア軍はウクライナ軍の無線通信の利用を電子戦で妨げた上で、司令部などとの連絡に携帯電話を使わざるを得なくなったウクライナ軍兵士の携帯にメールなどで展開拠点を変更させる虚偽指令を送信。虚偽指令を信じ、ある地点に誘導された兵士を待ち伏せするように火砲などで集中的に攻撃を加えていた。
欧米が作った思想に乗っ取って、欧米が作ったプログラミング言語を使い、欧米が作った基盤(クラウド・OS・ハードウェア)の上で事業をするというのが日本のIT企業のやり方になってしまっている。クラウドもアメリカ製のものばかりだ。
日本はアメリカと戦争をできるか?したとしたらどうなるか?という思考実験をたまにするのだが、これらのIT基盤がアメリカに握られていては戦いにすらならないだろうなと思う。IT基盤は国防問題だ。今はまだアメリカのポチでいられるが、アメリカの気が変わり搾取の度合いが増した時には困り果てることになる。現時点でもう困っているのかもしれない。アメリカの気分次第では、今ウクライナ侵攻によってロシアが受けているような制裁を受ける可能性がありうる。もしくは機嫌を損ねないように立ち振る舞い続けるかだ。軍事的にも、経済的にも。
その点で中国はうまくやっている。自前で様々な基盤を開発しており、もし戦争になったとしても骨抜きにならないようにしている。度々制裁を受けているが、定期的なモンキーテストのようなものでその度に制約を乗り越えていくだろう。
SIer企業がこれらを欧米が作った基盤を跳ね除けるのは不可能に近い。利益を出すなら(初期費用は)安価で手軽かつ高品質なこれらを活用するほかない。契約の期間内での利益を最大化することでしか生き残ることができない。
一方、現代の戦闘艦では乗員をなるべく減らす方向にある。経費が節約になるのと、自動化、情報ネットワーク化によって乗員の削減が可能になってきたからである。
ITシステムが軍隊のロジスティクスを支えている。
暗号技術が軍事技術として輸出が制限されていることに納得がいった。
敵国が軍事技術を読み解くことができるようになれば、直ちに軍隊は身動きが取れなくなる
露軍の電子・サイバー戦の一体的展開が判明 無線遮断し偽メールで誘導、火力制圧(1/3ページ) - 産経ニュース