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プロジェクト投資判断回収期間法売上予測櫻井通晴『管理会計〔第七版〕』
新規事業創出において、どの事業案を実行するかの判断には、回収期間法を用いるのが良さそう投資先(案件)が複合(新規事業, 既存事業, 不動産, 株など)の場合は、現在価値法を用いるのが良さそう

案件ごとに割引率を変えれば一律で比較できる。
例えば、売上予測が不確実な新規事業は割引率を高くし、売上予測が安定しがちな不動産は割引率を低くする、みたいなことをする。

割引率の設定には恣意性が入り込むので、案件担当者間の争いの種になりそうな感じはある。

新規事業創出は、回収期間法を用いる条件を満たす度合いが高い。

  • 売上予測が不確実 → 新規事業はどれだけ売れるかが極めて不確実
  • 資金状況が投資の選択に重大な影響を与える → これはよくわからない、よくわかってない
  • プロジェクトのリスクが高い → 新規事業は技術的な実現性が低い(ことが多い)