遺伝子
2021/8/1 10:44:00
私には他者をコンテンツ生成器としてみている節があることは前述したが、私の親にもその傾向があり、明らかに私をコンテンツ生成器として見ている。度々、情報の取得を試みてくる。その背中を見て育った結果私もそうなったのだろう。
観測者と観測対象の間の関係性によってもコンテンツの強弱が変わる。自己の遺伝子を継承したコンテンツ生成器は、強いコンテンツ生成器になり得る。つまり、私の親にとって子である私は強いコンテンツ生成器としてみなされている。ここで問題になるのは、私が観測するのはいいが、私が観測されるのは不快だということだ。
NOVA 2019年春号が届いたのでまず牛を球とします。を読んだ
作者が生物学研究者なので、遺伝子や生命についての描写が精緻で良い
これが好きな人は、枕目『フォルカスの倫理的な死』も楽しめると思う
どちらも生命倫理を主題の一部として使っている