t_wの輪郭

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分からない
他人が何を考えているのかわからない突発的に発生したオフ会に参加したマネージャーに復職の連絡を出した他人が何を考えているのかわからないことは、幼少の私にとって恐怖だった

 表面的には普通に見えても、心の底では迷惑しているかもしれない。そんな考えが幼少の私の中に生まれ、それが恐怖で仕方がなかった。

 この恐怖は大学を卒業するまで続いた。

 最近では、「人の考えは分からないため表面的な反応を本心と取ろう」という風に少し諦めつつある。この考えに至るまでに時間がかかりすぎた。恐怖のために多くの機会を逃してきた。

 原因としては私は嘘つきなのかもしれない。嘘つきだからこそ周りも嘘をついていると仮定してしまうのだろう。

 最近ではずいぶんよくなった。心療内科に行き、薬を飲み、人とかかわることが増えた。

知らない人たちとカードゲームをした。楽しめた。相手も楽しんでくれていればいいが…相手の考えは分からない。多分楽しんでたと思う。

5年前、10年前と比べるとずいぶんと社交性が高まった。薬といろいろ積極的に活動しているおかげだろう。この調子で社交性をどんどん高めていき、人生を取り戻したい。