t_wの輪郭

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 閲覧モードで修正したい箇所(誤字脱字など)を見つけた際に、編集モードに切り替えた後に修正箇所を探す手間が発生する。特に長文になる程、探すのが大変になる。
 対策として、などの記号によって区切りをつけている。

 TyporaScrapboxでは一行毎に編集用の表示と閲覧用の表示を切り替えることでこの欠点を解決している。
 AtomMarkdown拡張機能などでは、左に編集モード、右に閲覧モードといった形で表示し、編集モードスクロール閲覧モードの表示が追従することで、この欠点を解決している。

 描写埋め込みがあれば、文章が分割されるのでこの問題が緩和されるかもしれない。

 うまく言語化できないが、マウスで文字列を選択しようとしたときに鬱陶しさを感じる。
 カーソルが移動するたびに表示がぴこぴこ変わるせいだろうか。
 横方向のサイズが変わるのもややうっとおしさを感じる。特に一段落の文字数が増えるほどこの問題は顕著になる。縦方向にずれが発生するからだ。Scrapboxでは箇条書きが推奨されており短文で書くことを文化とすることでこの問題の緩和を図っている

一部のWYSIWYGスタイルと編集・プレビュー分離スタイルに共通する苛立ち。

それは、マウスやテキストカーソルと表示位置のズレにより、標的が見失われることにあるのではないかと考えている。

これにより、編集位置を見落とす→探し直すステップが生まれる。

個人的には、クリックしたカーソル位置がUI変化の前後でズレなければ、どんなUIでも問題ないと思っている。
クリック位置にある文字と、UI変化後に表示するテキストカーソルの相対的な位置についても、ズレを起こさない考慮があれば尚良いとも思う。

また、編集・プレビュー分離スタイルの、Y座標のズレにはよく悩まされる。
今まさにテキスト編集している位置から視線をまっすぐ右にやると、そこに編集結果が存在しない違和感といったらなく、場合によってはわずかながら喪失感と焦燥感を覚えたりもする。

名だたるエディタの多くがこの分離スタイルを取っていて、丁寧にもプレビューがエディタ部のスクロールに追従する。
しかし、この追従性についてはあまり恩恵を感じたことがない。
スクロールという動作そのものに、ただ追従するだけのプレビューにしか出会ったことがないからだ。

自分が本当にプレビューしたいのは、今編集した内容か、もしくは全体の見た目なのであって、表示領域の先頭一行目だけ高さが揃っていて、編集部分が揃わない(あるいは画面内に現れることすらない)プレビューには用が無い。
書き手にとってそれが一体何の役に立つのだ?と思わせるものが多い印象。

テキストカーソル位置にY座標が合わないと、もはやプレビューとは呼べないと断じるほどになってしまった時期がある。

その後、プレビューではなくシンタックスハイライトの色分けで構造を把握する方法を知ってからは、プレビュー機能をほとんど使わなくなった。