デジタルでメモをするとき、「デジタルでは表現できず、アナログでなければできないものが抜け落ちる」というふうにとらえがちだが、デジタルの速さによって抜け落ちないものもある。アナログでは書くのが遅すぎて、あまりに抽象化されてしまうことがある。
ということを美崎薫『記憶する道具 : 生活/人生ナビゲータとしてのライフログ・マシンの誕生』を読んでいて思った。
デジタルでメモをするとき、「デジタルでは表現できず、アナログでなければできないものが抜け落ちる」というふうにとらえがちだが、デジタルの速さによって抜け落ちないものもある。アナログでは書くのが遅すぎて、あまりに抽象化されてしまうことがある。
ということを美崎薫『記憶する道具 : 生活/人生ナビゲータとしてのライフログ・マシンの誕生』を読んでいて思った。
ニクラス・ルーマンは9万枚のカード(メモ)を書いたが、9万のメモはデジタルだとうっかり超えてしまえる数だ。
ツイートはメモだとするならば、10万ツイートする人も少なくない。
Twitterと類似したサービスのマストドンでは、マストドンチュートリアルは10万投稿とか言われている。10万投稿が簡単な数ではないことを使った冗談の類だが、それでも不可能な数ではないことを示している。