専門性と意思決定の分離
『質の低い決定しかできない上司や社長に「どうしますか」と決定を丸投げするのは悪手だよ(パート2) - フジイユウジ::ドットネット』
『大人数チームで意思決定のスピードアップのためにやったこと - Tabelog Tech Blog』
あれ
あれ
このようにプロジェクトマネジメントツールの「更新が容易でなく手間がかかる」場合、プロジェクトの計画立案・計画修正 の 質・頻度の低下を招く。プロジェクトを立案する際に比較検討試行できる回数が減る。あるタスクについて変更があったとしても1週間毎などにバッチ化されて更新が遅延し、古い情報に基づいてプロジェクト全体の期間と経済性が計算される。プロジェクトあるいはタスクの経済性が正確に把握できなければ誤った投資判断を招く。誤ったタスクの短縮にリソースを投入してしまう。「プロジェクトの停止」という重大な判断が遅れ、リソースの開放が遅れ、リソースの費用が増大する。
車を運転するとき、時速計に「1時間前の時速」が表示されたらどうだろうか?速度超過で罰金を取られるだけならまだしも、致命的な事故の発生原因となる。熟達した運転手ならば外の景色の流れから速度を調整できるだろうが、熟達したマネージャーは希少リソースとなる。社内で推進できるプロジェクトがマネージャーの数によって制限される。素人であっても立派にプロジェクトを管理できれば、せめてやべぇときにはやべぇとエスカレーションできれば、社内で推進できるプロジェクトの数が増える。プロジェクトを単発銃から機関銃にしなければ他社に勝てない。
ただでさえプロジェクトは未来のことを扱うが故に不確定要素が付き纏う「霧の戦場」だ。集約され適宜更新される情報によって理想的ではなくとも妥当な意思決定ができたならば、霧をツールが少しなりとも晴らすことができたなら、これほど「金」になる技術は無いだろう。
しかし「良い意思決定」の経済性を定量的に計測するのは困難だ。事前にも事後にも「良いプロジェクトマネジメントツールがあればプロジェクトの期間がX%になる(なった)」というのは見えない。『チェンジ・ザ・ルール! なぜ、出せるはずの利益が出ないのか』においてもERPの「企業全体の経済活動を一元的に把握できる」という利点から「利益」を導き出すのに苦労している様子が描かれている。故にプロジェクトマネジメントに対しては費用が掛けられず実質無料のExcelが頻用される。
あれ
意思決定の型として二部屋は見て相見積もりがしたい。しかし、他に物件がない。しかも賃貸物件の内見の一つ目で当たりを引いたように思う。もうええかという気持ちが持ち上がってくる。
あれ
自炊の労務費を費用に計上したら、外食の方がコスパが良いのではないかという懸念がある。
産業別に賃金をみると、男女計では、「電気・ガス・熱供給・水道業」(419.7 千円)が最も高く、次いで「学術研究,専門・技術サービス業」(386.9 千円)となっており、「宿泊業,飲食サービス業」(257.6 千円)が最も低くなっている。
日本の飲食業は安すぎる。
チェーン店の仕入れ・オペレーションに、自炊で勝てる気せーへん。
自炊か外食か理論、アウトソーシングするかしないか理論と本質は同じだと思う
単純に原価で比較したらダメだよって、いろんなところで書かれているのを見るのだ。
そもそも原価の計算がめちゃややこい。
フライパンの費用は個別の料理の原価に入れるのか?どう配賦するんだ?作業者の作業時間は?
得られる技能は資産か?
もうなんもわからん。
直接原価計算は、固定費と変動費の分類に恣意性が生じる
- 恣意性が生じるということは
- 意思決定が生じるので労力が必要
- 実施する人によって結果が変動する
あれ
GoAccessのアクセスログ解析では満足できない体になってきた。今は全日のログを可視化しているのだけれど、そこから特定の日のアクセスログを解析したりしたい。
今そこまでやる必要があるかと問われると、答えに窮する。正直無い。というかGoogle Analyticsで良いはず。でも現状だと来訪者が少なすぎて、Google Analyticsに何も出ない。お寒い。
ログを見て「わーい」ってしてるだけの感じで、そこから意思決定や行動が生じているかというと怪しい。
もっとやるべきことを考えたほうが良い。でもどうせやることないんだから「わーい」ってできることをやったほうが勉強になってお得かも。
意思決定フレームワーク
日本の組織では、仕事の現場に常にいないと情報交換から外されるために休めない
日本の組織は農村的な面を引きずっているところが多く、ムラの意思決定のように夜を徹して話し合うという形に帰しやすい。それは共同の母体とはなるが、個を殺すことにもなる。仕事の現場に常にいないと情報交換から外され、従って休めないのである。
『情報ネットワーク社会の展開』p.50